この記事は「ラムネのビー玉の取り方」について書きました ^^
めっちゃ簡単に言うと
- メーカーごとにラムネの栓の仕方が違う(ネジ式とキャップ式)
- ネジ式はフタを回し、キャップ式は栓抜きでフタを取りビー玉を取り出す
- 昔のビンはビー玉を入れてから飲み口を加熱し出ない大きさに変形させていた
- 上手に開けて、飲んで、取ってこそ「ラムネマスター」だ!
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ミーン ミーン(セミの鳴き声)
リーン リーン(風鈴の音)
カラ カラ
さて?何でしょう?・・・知らんわ(笑)
正解はコチラ!
そう、カラカラの正体はラムネです。
アナタはラムネを飲んだことがありますか?管理人は夏になると無性に飲みたくなります。
そして・・・
無性に中のビー玉が取り出したくなります。
アナタはどうですか?
そんな衝動に駆られませんか?
ひょっとしたらアナタではなくてお子さんに「ビー玉をとって!」とせがまれているパターンでしょうか?(笑)
それならば、サクっと「ラムネのビー玉の取り方」を確認して株をあげちゃってください!
それでは一緒に見ていきましょう ^^
ラムネのビー玉の取り方
アナタは、もしかして・・・
ビー玉を取り出そうとしてラムネのビンを割ろうとしていませんか?
ちょっと待ってください!
実はラムネのビンを割らなくても大丈夫です。
ラムネとは?
ラムネとは、ビー玉ビンに入ったサイダーの事です。
由来はレモネードです。
レモネードが長崎県に伝わってきたときになまって「ラムネ」になりました。
ラムネはビー玉ビンに入って初めてラムネと言う名称になりますが、最初はコルク栓タイプのビンでした。
しかし、コルク栓は価格が高く、さらに致命的なことに炭酸が抜けてしまう欠点がありました。
その欠点を改善するために生まれたのが密栓できる「ビー玉栓」タイプのビンです。
昔はビンを回収して再利用していたため割らないと完全に取れないタイプのビンでした。
現在メーカーは回収していないため、購入者が分別して捨てやすいように「ビン、フタ、ビー玉」と分けられるように作ってあります。
絶対にビンを割らないで!
割れたらビンは非常に危険です!
また破片が周りに飛び散るので絶対にやめましょう!
ラムネのビンは分別して資源回収に出しリサイクルして下さいね ^^
また、子供だけでビー玉を取り出すのは危険です。
保護者の方と一緒に取り出しましょう。
ビー玉の飲み込みに注意!
取り出した後、ビー玉を子供が飲みんでしまう場合があります。
保護者の方はビー玉の取り扱いに注意してください。
割らなくてもビー玉が取れることがわかったところで次はビー玉の取り方を説明していきますね ^^
調査した結果、ラムネのビンの栓の仕方は2種類あることがわかりました。
- ネジ式
- キャップ式又は打ち込み栓式(※以降、キャップ式と呼ぶ)
主な製造メーカー
主な製造メーカーにラムネの形状を問い合わせてみました。
快く自社のラムネについて教えていただきました!
特に「木村飲料」さんはペットボトルも含めると3種類も取り扱っているので事細かく説明いただき非常に助かりました。
もし、不明点があったらメーカーに問い合わせてみましょう。
ビー玉の取り方が違いますので、それぞれやり方を書いていきます。
ネジ式の場合
ネジ式はまず、飲み口部分のフタを回して取ります。
フタを取ると中フタが乗っかていますのでそれを取るとビー玉が取り出せます。
動画がありましたのでわかりづらい場合は確認してください ^^
◆ネジ式の解説動画
ネジ式・・・楽過ぎ(笑)
キャップ式の場合
現在のラムネはほとんど「ネジ式」で回せば簡単に取れるタイプが主流です。
サンガリアや木村飲料(※ネジ式もある)などの一部のメーカーでは「キャップ式」を採用しています。
キャップ式はフタが非常に固く付いているので手で取ることはできません。
このタイプのビー玉を取る場合はビールの栓抜きを使用してください。
やり方はビールの栓を抜く時と同じイメージで大丈夫です。
このやり方は「サンガリア」は公式に発表していますが、その他のメーカーは書いておりません。
サンガリア以外でこのタイプの栓を抜くのは危険ですので止めましょう!
◆注意事項
- 栓抜きの口の上部が下に弧を描いているものがベストです(目安:14mm以上)
- 栓抜きの上部が真っ直ぐな場合は16mm以上のせんぬきを使用してください
- 約50度のお湯で栓を温めると取りやすくなりますがヤケドに注意してください
危険だから割って取り出すのは諦めるよ~っと
キャップ式は難しそうだから大人の人にやってもらった方が良いね♪
ラムネについて色々わかってきたけど、昔のタイプはどうやってビー玉を入れたのかな?
ラムネのビー玉の入れ方
割らなきゃ取れないタイプのラムネビンにどうやってビー玉を入れたかを説明します。
実はラムネビンの口は最初、ビー玉が入る大きさになっています。
- まずは、ビー玉をお馴染みの場所に入れます。
- その状態で次にラムネビンの口を加熱します。
- その時、口をビー玉が出ない大きさに変形させます。
そうする事により、私たちの知ってるラムネの形状になります。
ビー玉栓のやり方
ビー玉が栓の役割をしているのは一目瞭然の理由ですが、どうやって栓をしているか知っていますか?
ここでは、そのやり方について説明します。
- まずは、ビー玉ビンにサイダーをなみなみ入れます。
- その状態から一気に逆さにします!
- そうするとビー玉が気圧差の関係でビンの口にピッタリと吸い付きます。
入れてから加熱か・・・てっきり職人さんが一つ一つ押し込んでるかと・・・。
よっしゃ!疑問も晴れたしラムネを飲んでビー玉出すぞ!
◆ “知識増し増し” シバトーク
ちなみに
ラムネマスターへの道ってご存知?
後はラムネを飲み干すだけと思っているそこのアナタ!
まだ早いですぞ!ラムネ道を極めるには
- 上手に開けて
- 上手に飲んで
- 上手に取り出す
この3つの習得が必須なのです!
そして3つを極めし者を人はこう呼ぶ・・・「ラムネマスター」と。
さぁ 「上手な開け方」と「上手な飲み方」を習得して
ビー玉を手に入れてください!!
◆ラムネの”上手な”開け方
ラムネのフタを開けたら中身が吹き出してきた経験はありませんか?
以下の手順で行えば「上手に開ける」事ができます。
- 玉押しでビー玉栓を落とす
- ビー玉が落ちても玉押しで押さえ続け炭酸が落ち着くまで待つ(目安は5、6秒)
- 炭酸がおさまったら玉押しを外して飲む
わかりづらい場合は以下の動画を確認してください。
◆開け方の解説動画
ピコポン!
※動画の「1:35」参照
◆ラムネの”上手な”飲み方
夏場めっちゃノドが渇いてるから早くラムネを飲みたいのにビー玉が入口をふさいで全然口に入ってこなかった経験はありませんか?
以下の手順で行えば「上手に飲む」事ができます。
- ラムネのビンのくぼみ部分にビー玉をひっかける
- ひっかけた状態を維持できる角度にビンを傾けて飲む
わかりづらい場合は以下の動画を確認してください。
◆飲み方の解説動画
くぼみにビー玉を・・・!?(驚)
ゲフっ・・・一気飲みしたら・・・。(良い子は一気飲みしちゃダメだぞ!)
ビー玉は無事手に入ったけど、ラムネマスターって・・・。
管理人より
本記事はいかがでしたか? 無事にビー玉は取れたでしょうか?
お役にたてたら幸いです ^^
◆私はこんなことを感じました
日本でビー玉栓が国内で生産された頃(明治25年)アメリカで王冠栓が誕生しました。
これによりコスト、生産性、密閉性、でビー玉栓は王冠栓に勝てるはずもなく徐々に世界から消えていきます。
いまだにビー玉栓を使用している国は「日本とインド」のみです。
なぜ日本ではラムネのビンとして残り続けたのでしょう?
サイダーと中身が同じなのにコストのかかるビー玉栓タイプで提供され続ける理由はなんだろう?
私は「風情」なんじゃないかと思います。味だけではなく、ビンの形、栓を開ける行為と音。これを暑い夏に行う。
これらが全て揃って初めて「ラムネ」と人は思うのではないでしょうか?
ラムネのビー玉を取ろうとすることもまた「ラムネの一部」なのかもしれませんね ^^
アナタはどう思われますか?
違う味がしていたのは気のせいだったなんてね アハハ
アナタの舌はどうですか? 管理人レベルでしたか? ニヤニヤ
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面白い記事でした。
ラムネの語源がレモネードってのは、言われて見ればああ確かに!となりました・・・目から鱗です。
自分は最近カロリーを考えてラムネは遠慮してしまっているのですが、この頃流行りのゼロカロリーでラムネにしたら面白いかもしれませんね。
風情は薄れますが・・・w
DDさん。はじめまして、こんばんは。
コメントいただき、ありがとうございます!
面白い&お役にたてたのなら、書き手てして最高の幸せです!
まさかのレモネードがなまってラムネ。言われてみれば聞こえてきますよね。
ぜっゼロカロリーラムネ!風情より実利を取るスタンス・・・素敵です 笑(出したら売れそうですね♪)