本日は「警察と公安はどう違うのか?」と言う疑問について調査しました。
勝手なイメージですが刑事ドラマでは警察と公安はよく対立している気がします(笑)
仕事の違いやどうやったら採用されるのか?色々気になるのでここで学んでスッキリしちゃいましょう!
本記事は以下の「知識の惑星人」が担当させていただきます。
◆登場「惑星人」紹介:管理人(進行役)
警察と公安の違い?・・・。
何もしていないのに目をそらす自分がいます。(※人生がやましい)
◆登場「惑星人」紹介:フレンチブルドッグ(名前募集中)
警察でも公安でもいいから(給料が高い方)警察犬として
フレンチブルドッグを採用してくれんかな?(※ムリムリ)
それではさっそく一緒に確認していきましょう ^^
警察と公安の違い
警察と公安の違いを簡単に説明します。
たいへん申し上げにくいのですが実は・・・
警察と公安は同じです。
えっ!?警察と公安が同じ・・・?
一般的に交番のお巡りさんやテレビドラマの刑事が「警察」としてイメージされているため、「警察」と「公安」は違うものだと誤解されています。
「警察」とは「警察組織」と言う大きなくくりの事を指しています。(※省略されているんですね ^^)
「警察組織」とは?
警察組織の仕事は「公共の安全」と「秩序の維持」です。
その仕事を「警察活動」と呼び、活動別に名称が変わります。(※以下参照)
- 「行政警察活動」:犯罪の予防や治安の維持(規模が国家レベルになると「公安警察活動」)
- 「司法警察活動」:捜査や犯人逮捕(規模が国家レベルになると「警備警察活動」)
また、仕事の対応先によって部門が別れます。(※以下参照)
- 「刑事警察」:犯罪の捜査と予防が担当の組織・部門
- 「警備警察」:国家に対する反社会活動の予防と取締活動が担当の組織・部門
※公安警察(または警備公安警察)とは俗称であり警備警察の一部門です。 - 「交通警察」:公道の取締や事故の防止が担当の組織・部門
- 「地域警察」:地域の安全維持が担当の組織・部門
- 「生活安全警察」:市民の生活の安全維持活動が担当の組織・部門
- 「警務警察」:警察の庶務業務が担当の組織・部門
- 「組織犯罪対策警察」:組織犯罪(暴力団など)の取締が担当の組織・部門
「警備警察」の活動の中で以下のテロ行為(国家・国際レベル)の捜査・情報収集を担当する部門の俗称が「公安警察」です。
- 「極左暴力集団」:日本の新左翼党派などを指す専門用語
- 「右翼団体」:主に愛国的な考えの政治団体
- 「日本共産党」:平等で公正な社会をめざす政党
- 「旧共産主義国」:平等で公正な社会をめざす国家
また、情報収集部門をコードネーム「チヨダ(警察)またはゼロ」と呼び、以前は「サクラ、四係」と呼ばれていた。現在でも正式名称は不明です。
という訳で、たいへん申し上げにくいのですが実は・・・
正式には「公安警察」は存在しません
えっ!?公安警察は俗称だったのか・・・。
一般的に言われている「警察」は「刑事・交通・地域・生活安全・警務・組織犯罪対策警察」(※以下「一般的な警察」と書きます)、「公安」は「警備警察」の事を指しています。
「一般的な警察」と「警備警察(公安)」は同じ警察ですが違いは仕事(「公共の安全」と「秩序の維持」)の対応範囲になります。
- 「一般的な警察」:一般社会(泥棒、交通事故など)
- 「警備警察(公安)」:国家及び国際レベル(国際テロリズムなど)
「コードネーム「チヨダ(ゼロ)」・・・カッコよすぎる!俺を警備警察(公安)に採用してくれないか!
警備警察(公安)になるには
警備警察(公安)は部門なので、まずは警察官になりましょう。
警察官になるためのステップを簡単に説明します。
◆STEP1.警察官採用試験を受け合格する。
- 受験資格
- 年齢:18歳以上33歳未満
- 学歴:高卒見込み程度の学歴(中卒でも受験可能)
- 身体の基準(男):身長(約160cm以上)体重(約47kg以上)胸囲(約78cm以上)
- 身体の基準(女):身長(約155cm以上)体重(約45kg以上)
- 視力:裸眼視力・約0.6以上(両目)、矯正視力・約1.0以上(両目)
- 色覚:正常
- その他:身体に異常や障害なし
- 第一次試験
- 教養試験
- 論文試験
- 適性検査
- 第二次試験
- 口述試験
- 体力試験
- 身体試験
- 健康診断
◆STEP2.試験合格後、警察学校に入る
警察官採用試験を合格すると巡査になり、警察学校に入ります。
警察学校(全寮制)では警察に必要な知識と技能を学びます。
期間は学歴が大学卒の人は6ヶ月、短大卒や高卒程度の人は10ヶ月です。
◆STEP3.警備警察(公安)コードネーム「ゼロ」誕生!
警察学校を卒業して晴れて警察官になれたわけですが、これだけでは警備警察(公安)にはなれません。
警備警察(公安)は国家レベルの犯罪に関わるため非常に優秀な人材しか選ばれません。
- 警察学校を首席で卒業
- 日頃の勤務成績
- 勤務態度が良好
など、警察官としての知識・技能・心構えを高いレベルで習得して下さい。
また、警察組織は縦社会なので自分の配属希望と優秀さを直属の上司にアピールする必要があります。
日々の優秀な警察官としての勤務が認められれば希望の部に推薦してくれます。
しかし、これはあくまでもスタートラインに立てただけで本当に重要なことは
警備警察(公安)としての適正と志望動機です。
座学、行動、適性、動機すべてをかねそなえた優秀なアナタを警察は待っていますよ! ^^
適正と志望動機か~ 座学だけじゃ国を守れないもんな(納得)
知識の惑星人より
本記事はいかがでしたか?最後まで読んでいただきありがとうございます。
『警察と公安の違い』について理解が深まっていただけたら幸いです ^^
警察と公安をそもそも間違って認識していたんだな固定観念は怖いね。
そんなんで「ゼロ」になりたいなんて・・・
はぁ~やれやれ
フレブルが警備警察(公安)夢みたってええやんか!(てかシルエット女子 笑)
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