新品ボールペンのインクが出ない！捨てずに復活する方法は？

｢PILOT？UNI？　インクが出ればなんでもええわ！｣

これはどんな叫びでしょう？アナタには何が見えますか？

・・・（シンキングタイム）

正解は

1. 休みの日にセミナーに参加した管理人
2. 前日仕事でクッタクタで寝坊
3. 朝準備する気だったので準備はしていない
4. 仕方ないのでセミナー会場付近のコンビニで「ノート」「ボールペン」を買う
5. その際、ボールペンの銘柄「PILOT」「UNI」の二択を迫られた

その叫びです！もしわかったらすごい想像力です（笑）

・・・わかるかよΣ(ﾟдﾟlll)

んでまぁ、なんで冒頭こんな話をしたかというとですね、文房具をサッと買ってギリギリ間に合ったわけですよ。

でもですね、問題はこのあとすぐに起きたんです！

講師の先生が話している内容をノートにボールペンで書きますよね？帰ってから「要点」を確認して学んだことを実行するために。

そしたらですよ！
新品で買ったはずのボールペンが書けないんですよ！

考えられへん！！！（インクいっぱい入ってるっしょ！）

君は新品だよね？って心の中で何回も聞いている自分がいました。捨てるのはなんかもったいないし、でも書けないし・・・。

結局、隣の席に座っている方にボールペンを借りて事なきを得ましたがモヤモヤがハンパないんです。

アナタならこのボールペンどうしますか？

1. ボールペンを捨てますか？
2. 苦情の電話かけますか？
3. 2本目買っちゃいますか？

管理人はまさかの｢維持でインクを出してやる！｣を選択。（100円のボールペンに苦情もアレだし捨てるのもアレだし、2本目は経済的に・・・以下略）

家に帰ってから｢セミナーの要点｣そっちのけで「ボールペンのインクを出す方法」（油性ボールペン）を調べました。

同じようにモヤモヤしているそこのアナタ！

捨てる前にいっちょ見てってちょーだいな　＾＾

インクが出ない原因

ボールペンのインクが出ないなら必ず原因があります。

んならその｢インクが出ない原因と理由｣はなんなのさ？っと。

ボールペンのインクが出ない6つの原因

考えられる原因は以下の6点になります。

また、ほとんどの原因は「2.」「3.」の2点です。（※この2点は強敵の為、特別枠で説明します）

1. ペン先に乾き防止の保護キャップが付いている（新品の場合）
2. インクが固まっている
3. ボールペンの芯の中に空気が入っている（分離状態）
4. ペン先が変形したり破損している
5. ペン先に紙の繊維や誇りを巻き込んでいる
6. 芯の周りにインクが付いているだけで実はインク切れ

新品で出ない場合は「1.」「2.」「3.」の可能性が非常に高く、まれに「4.」の初期不良、「5.」の試し書きされた事で起きる事があります。

新品で「6.」の問題が出たら｢試し書きしすぎやろ！｣とツッコミを入れるポイントです（笑）

また、新品ではなく普段使っているボールペンのインクが出ない場合も「1.」以外は当てはまります。

ボールペンのインクが出なくなったら｢チェック項目6点｣で対処してみましょう！

各種解決方法

まずは「2.」「3.」以外の解決法をササッと説明しますよ～。

「1.」が原因の場合

ペン先についている保護キャップをティッシュ等でつまんで取れば書けるようになります。

「4.」が原因の場合

通常であれば落としたか、使用している時の筆圧が強すぎて起きる問題です。

新品で起きたら試し書き時に壊れたか初期不良になります。

またペン先のボールがうまく回らない場合もあります。

その際はティッシュを数回おって厚みを持たせ、その中でゆっくり書いてください。

変形しているものを無理やり元に戻すのは危険なのでやめましょう。

この場合は、諦める事をオススメします（初期不良なら買ったお店に連絡です）

「5.」が原因の場合

ペン先のボールが紙の上を回転した時に繊維等も削り巻き込んでしまうことがあります。

つまんで取れそうならティッシュ等でつまんで取りましょう。

無理そうなら除光液などでペン先を洗浄してください。

「6.」が原因の場合

新品買いんしゃい！！

どうですか？書けるようになりましたか？この時点で書けたらいいのですが・・・。

やはりアナタのボールペンは奴ら（「2.」「3.」）に襲われているんですね・・・。

大丈夫！心配無用です！

インクを出なくする2大巨頭は以下より特別枠で徹底攻略いたします！

インクをはばむ２大巨頭の倒し方

ではではさっそくボスキャラ退治に入ります！

• 2.インクが固まっている
• 3.ボールペンの芯の中に空気が入っている

の解決方法を説明します。

インクが固まっている場合

インクが固まっている場合の解決方法、それは・・・

｢固まったインクを温めて溶かす｣

熱でカッチカチに固まったインクを溶かし、書けなくなったボールペンを復活させます！

では次に、どうやってインクを温めるかを説明しますね。

インク温め作戦

ボールペンの芯を外してドライヤーの風をペン先めがけて当てるべし！

ちなみに目安は

• ドライヤー（1200w）
• 距離：約15cm
• 時間：40秒間温める

ドライヤーで軽く温めるだけで固まっていたインクが熱でとけまた書けるようになります。

インク温め作戦はココに注意！

ボールペンをドライヤーに近づけすぎたり、長いあいだ温めると熱くなるので注意しましょう！

固まったインクさえ溶かせるなら何でやっても復活します。例えばライターで軽くあぶっても同じです。

しかし、こうした火を使った方法は大変危険です！絶対にやめましょう！

ボールペンの仕組み

そもそも、ボールペンがどういう仕組みで書けるかご存知でしょうか？

その仕組みが機能しないから書けないのです。

ボールペンはその名の通りペン先に「ボール」が付いています。

そのボールが回転することで中のインクが少しずつ出て書ける仕組み。

なので、インクが固まってしまうとボールにインクが付かないのでいくら紙にクルクル書いても出てこないのです。

固まった原因は？

インクが乾燥して固まってしまう原因は長い間使っていないことが考えられます。

インクが固まらないようにするには適度にボールペンを使ってインクを出すことが大切です。

また、製造から3年でインクが変化し固まりやすくなってしまいます。

ちなみに国内で作られたボールペンの芯には、製造年月が記されているので確認してみましょう！

↓こんな感じで書かれてます。

14.12.JAPAN(西暦2014年12月に製造されたという意味)

（↑めっちゃ見辛いけどね　笑）

ボールペンの芯の中に空気が入っている場合

ボールペンの芯の中に空気が入った場合の解決方法、それは・・・

｢遠心力で空気を抜く！｣

グルグルと回すことでボールペンの芯の中の空気が、あれよあれよという間に抜け、書けなくなったボールペンを復活させます！

では次に、どうやってグルグル回すのかを説明しますね。

遠心力グルグル作戦

◆自転車でグルグル

自転車のスポークに固定してグルグル回すべし！

※遠心力を効かすためにボールペンのペン先を外側に向けて固定してください。

車輪が回ることでボールペンの先に遠心力が働き、インクに押されて空気がペン先から抜けます。

しっかし、わざわざ自転車に固定してボールペンを回せるかよ！そんなアナタには以下をオススメします。

◆輪ゴムでグルグル

原理は自転車と同じです。

1. まずゴムをボールペンに引っ掛けます。（引っ掛ける部分がない場合はセロテープで固定しましょう）
2. そして、輪ゴムの両はしを持ってボールペンをグルグルと回しましょう。
3. 回しきったら今度は指を開き、ボールペンを逆回転させます。

これでボールペンの中の空気が抜けてボールペンのインクが出るようになります。

目安は指がちょっと痛くなるくらいまで。シッカリと輪ゴムを回しきってくださいね。

わかりづらい場合は動画を要チェック　＾＾

動画でグルグル

グルグルが製造工程に！？

ボールペンの製造過程中にもボールペンの芯にインクを入れる際に一緒に空気が入ります。

そのままでは書けません。

次の工程、機械でボールペンをグルグル回して空気を抜きます。

実は遠心力を使ったやり方は製造過程でも行っている方法だったんですね　＾＾

抜いた空気が再び入った原因

壁にかかったカレンダーにそのままの状態で書くとペン先が上になりますよね？

これだけはさすがに空気は入りませんが、

• ペン先を頻繁に上にして書く
• ペン先に強い負担をかける（破損する）
• ペン先を上にしてペン立てに置く

こうのような状態が頻繁に続くと空気が入りやすくなりインクが逆流してしまいます。

特にペン立ては綺麗なフタを上にする人が多いと思います。

あまり使わないボールペンは下向きにしておくと良いでしょう　＾＾

管理人より

本記事はいかがでしたか？お役にたてたら幸いです　＾＾

◆今日のおさらい

◆管理人の感想と考え

おそらく、新品でしたが長い間売れずに置いてあったのかもしれませんね。

｢新品でも、試し書きは必要｣と学んだ出来事でした。

さっそくアナタもインクが出ない（出づらい）ボールペンの復活を！

出ない時は捨てる前にぜひ試してみてはいかがでしょう？　＾＾